一握りに合宿免許といっても、どこの自動車教習所がいいの?宿泊先や宿泊する部屋は?入学から卒業までの期間はどのくらい?料金は?環境ってどうなの?など、分からないことも多くて、どの合宿免許を選んでいいか迷ってしまいがち。そこで、今回の記事では合宿免許の申し込みを検討している方のために、合宿免許の選び方やポイントについてご紹介していきたいと思います。合宿免許はじっくりと選んで、自分にピッタリの合宿免許を見つけましょう!
目次
自分の希望に合わせて探してみよう!
予算に合わせて探す
合宿免許にかかる費用は条件によって異なり、料金に差が出たりします。具体的には、取得したい免許の種類、自動車教習所や入校時期、希望する部屋や宿泊先、合宿免許に申し込む人数、などが挙げられ、条件次第では安くなることもあるし、高くなることもあります。例えば、旅行と同じくハイシーズンとオフリーズンがあり、夏休みの8月や春休みの3月はハイシーズンなので若干高くなる傾向がある一方、オフシーズンはシングルルームに滞在する合宿免許でも、かなり安くなることがあります。さらに相部屋や自分で自炊するプランなどを選べば料金が抑えられます。よく検討して自分のこだわりと予算に合った自動車教習所を選ぶことが大切です。
宿泊施設の特徴から好みの合宿免許を探す
約2週間(普通車ATの場合)の合宿免許。どうせなら行くなら快適にゆったりと過ごしたい方も多いはず。自動車教習所によって、合宿免許で利用する宿泊施設は異なります。大まかに分類すると3つのカテゴリに分けることができ、それぞれに特徴があるため、宿泊施設から自分にピッタリの合宿免許を探すのも合宿免許を選ぶ方法の一つです。
校内宿舎・専用宿舎
校内宿舎・専用宿舎共に自動車教習所の直営の宿泊施設となります。校内宿舎の場合は自動車教習所の敷地内、専用宿舎の場合は自動車教習所から少し離れた場所に位置します。いずれも合宿免許に来る教習生が長期滞在できるよう宿泊環境が整っています。また、校内宿舎に宿泊すると教習中のちょっとした空き時間などに部屋に戻ることができ、くつろいだり勉強したりすることができるため非常に便利です。ただし、いずれの宿舎も門限がある他、宿舎内での飲酒・喫煙ができない場合がほとんどですので注意しましょう。
ホテル
自動車教習所と提携している近隣のホテルに宿泊となります。例外もあるようですが、ほとんどの場合、校内宿舎・専用宿舎にあるような門限などは設けられておらず、教習後は自由に過ごすことができます。プライベートを楽しみたい方にはピッタリです。一方で、自動車教習所からやや離れている場合がほとんどで、ホテルと自動車教習所の行き来は定期的に出ているスクールバスで行き来することになります。そのため、ちょっとした空き時間に自室で休憩といったことは難しいかもしれません。また、基本的には宿舎での宿泊と比べて合宿免許の料金は高めになることから、料金よりもプライベートを重視する方に向いているかもしれませんね。
旅館またはペンション
温泉地や観光地などに立地している自動車教習所の中には、ペンションや旅館と提携しているところもあります。近隣に観光施設やレジャー施設、温泉街などがあるため教習後は余暇を楽しむことができます。自動車教習所によっては無料で温泉に入り放題といった贅沢な特典が付いていることも。こちらもプライベートの充実や旅行気分を味わいたい方におススメの合宿免許です。
女性向けの合宿免許を探す
もし女性の方であれば、セキュリティの面などで心配な方も多くいらっしゃるかと思いますが、合宿免許の自動車教習所はセキュリティに配慮しているところが多いようです。さらに自動車教習所によっては女性専用の宿泊施設があったり、セキュリティを強化していたりと安心できる合宿免許プランなどが設けられています。ネイルルームやパウダールームなどが用意されていたり、場所によってはエステや温泉が楽しめる自動車教習所もあるので、女性の方にはおススメの選び方です。
部屋タイプで合宿免許を探す
合宿免許選びでは宿泊する部屋タイプも重要なポイントとなります。「何を重視するか」「何人で合宿免許に行くか」によって部屋タイプも変わるので、希望に合わせて部屋タイプから探してみるのも良いでしょう。1人でゆったりと過ごしたいならシングルルーム、料金重視なら相部屋タイプ。カップルやお友達といった気の知れた仲間と合宿免許に行くならツインルームやトリプルルームなど、目的に応じて合宿免許を選んでみましょう。
合宿免許の交通費支給額は要チェックを!
合宿免許の選び方として、1つは交通費がポイントとなります。合宿免許の予約サイトでは、いずれの自動車教習所も基本的には交通費が含まれていますが、注意しておきたいのが支給される交通費の上限。どの自動車教習所でも必ず交通費の支給額に上限が設けられています。上限を超えて交通費が掛かってしまった場合は、その分を自己負担しなければいけません。比較的に近距離の自動車教習所であれば自己負担分が発生することはありませんが、旅行も兼ねて距離の遠い合宿免許に行くとなれば交通費が大きくなってしまうなんてことも…。せっかく安い料金の合宿免許を見つけても交通費が大きいとトータルで高額になってしまう場合があるため、「自動車教習所の距離」、「合宿免許の料金」、「交通費の上限」は必ずチェックしておきましょう。
保証の有無もチェックしよう
合宿免許を選ぶポイントとして外せないのが、教習期間の延長保証です。ほとんどの自動車教習所が約2週間程(普通車ATの場合)で卒業できるよう短期のプログラムを組んでいますが、稀に運転が苦手で既定の日数をオーバーしてしまったなんて方もいます。そういった際に既定の日数をオーバーしてしまった分の宿泊費や食費、教習費、技能検定費などをまとめて保証してくれるのがこの延長保証です。ただし、教習所やプランなどによって保証される上限時間や上限日数が異なり、決められた上限日数を超えてしまうと追加料金が発生してしまいます。保証期間内で卒業しますが、「それでも無事に卒業できるか心配…」という方は「卒業まで保証」の教習所を選ぶと安心です。
自動車教習所の娯楽施設なども要チェック!
合宿免許の期間中はなるべく快適に楽しく過ごしたいもの。自動車教習所内の環境や設備が充実していれば、その分自分の時間を有意義に楽しく使えます。シアタールームやカラオケルームの他、ダーツルームやテニスコートといった楽しく遊べる娯楽設備が整っている自動車教習所も多くありますので、是非チェックしてみましょう。空き時間や放課後を利用してお友達や他の教習生たちと仲を深めてみても良いかもしれませんね。
自動車教習所周辺の環境も重要です!
自動車教習所周辺にその土地ならではの観光スポットや食事に出かけられる環境があると合宿免許をより楽しむことができるでしょう。また、近隣にコンビニやスーパー、銀行や薬局などもあると、ちょっとしたことでも不便なく過ごせるのでこちらもチェックしておきたいポイントです。
合宿免許・自動車教習所ならではのお得な特典もチェック!
自動車教習所によって、その地域を満喫できる特典を設けていることが多いです。温泉や岩盤浴といった体をリフレッシュできるものから、レジャー・観光スポットへの無料招待や特別優待など様々あります。利用してみたい特典が多ければ多いほど、お得に楽しめる合宿免許になること間違いなしです。